途中で観るの辞めてしまった人が大多数だと思われるこの作品。僕もそうでした。
最近、村上隆さんのFM芸術道場でこの作品は星5つの面白い作品だと紹介していて、え!っとなりました。作品としては最悪だけど
この作品の裏にあるものを考えてみるとこれ以上面白い作品はない。鈴木敏夫の勝負運強さ、最悪な作品を出しても興行的に成功してしまう権威化したジブリのジレンマ。
現代アートも一見すると何の面白みも無い理解しがたい物ですが、その背景にある物が分かると途端に面白い物になる。
僕も最初は有名な写真を見ても何が凄いのか全く分かりませんでしたが、色々な文脈を身につけてくると、写真の、アートの、世界の見え方が変わってきます。
他の人の作品で自分の価値観が変わる、そして自分の写真で他の人とコミニケーションしてその人達の価値観が変わってく。
最近それが自分が写真を撮る意味なんじゃないか?と思ったりしています。